現状維持の誘惑に負けないことです。
経営者が明確な目標を持ち常に新しいチャレンジを考えている企業は元気です。
そういう経営者でいるためには
- ● 会社の経営状態を正しく把握している
- ● 新しいことに投資出来る勇気がある
- ● 気持ちが若く健康である
この3つの条件を満たしている必要があります。
そのうえで、以下のことを確認してください。
経営者自身
会計数字を正しく理解していますか?
毎月の決算書を見て「儲けが出ているからこれでいいか」と考えていませんか?「会計事務所にまかせているから」とは考えず、経営者も会計についての知識を深めてください。
経営者が自社の損益構造やキャッシュフローを正しく理解することで、経営の問題点を把握し、それに対する迅速な対処が可能になります。
現在の商品
あなたの会社の商品やサービスは将来も競争力を持ち続けることができますか?
現在安定して売れている商品であっても、他社の新商品や新しいサービスによって突然売れなくなることがあります。
業績を停滞させず会社を成長させ続けるには、市場のニーズに沿った新たな商品を開発する努力が必要です。
また会社が所有する生産材やノウハウを生かして別の商品やサービスが作れないか検討してください。
社員は会社の財産です
素質・能力の高い社員をみつけ出し育てましょう。
「うちには有能な社員がいない」と嘆く経営者の方もおられますが、彼らの中から5年後、10年後のあなたの会社を支える人が出てくるのです。人望の厚い社員、責任感の強い社員、業務改善のアイディアが豊富な社員を見つけて彼らを育て、力を発揮できるポジションにつけてください。
社員の仕事に対する意欲を高めましょう。やる気・モチベーションは外的動機付けと内的動機付けに分けられます。
外的動機付けというのは営業利益の優秀な社員に報奨金を出すなどの「目の前に人参をつるす」式の動機付けです。内的動機付けは仕事における達成感や自分自身の成長を感じることによる動機付けです。社員が継続的に意欲をもって仕事に取り組んでくれるためには、彼ら自身が仕事を通してやりがいや自分自身の成長を感じることができるように、環境を整える必要があります。